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【実体験】大学生は注意!53万円USBの投資詐欺の手口を7STEPで暴露

マルチの手口

どもです。マスケン(@kento971017)です。

「儲かる投資をうたった詐欺って実際、どう勧誘されるんだろう」

と疑問に思っている人はいませんか?

確かに、具体的な勧誘のされ方はイメージしづらいですよね(>_<)

 

実は、大学生の僕は実際に53万円のUSBを買わされる投資系マルチ商法の詐欺被害に遭いました!

その時に詐欺師たちの巧みな手口を目の当たりにしてきたのです。

 

そこでこの記事では、投資詐欺の被害者である僕が詐欺師たちの驚きの手口を7STEPで解説します。

先に結論を述べてしまうと、以下の手順です。

(投資詐欺の勧誘の手順)

  1. 知り合いに連絡して直接会う
  2. 雑談した後、投資で儲かってると言う
  3. プロの投資家(マルチ会員)の存在をほのめかす
  4. 後日、プロっぽい投資家(マルチ会員)に会う
  5. 高額システムの話をするが、ここでは買わせない
  6. 別の大学生投資家(マルチ会員)にも会う
  7. 後日、高額システムの代金を集めさせて買わせる

 

各段階で詐欺師たちの技も説明しているので、ぜひ細部まで読んでください。

この記事を読むメリット

  • 大学生を狙った投資詐欺のリアルな手口が分かる
  • 手口に心あたりがあったら、被害を避けられる
マスケン
投資詐欺の手口を知って、ダマされないに注意しよう

※記事の内容は2019/12/16時点のものです。

STEP1:知り合いに連絡して直接会う

まずは友人や顔見知りなどの知り合いへ一気に連絡し、直接会おうと誘います。

 

もちろん一言目から誘うわけではありません。

まずは、

マスケン
久しぶり!そういえば、大学のサークルって入ってる?

とか、

マスケン
元気?そういえば、アルバイトって何かやってるの?

といった、一見、関係ない話題から話し始めます。

 

そんな雑談をしてテンションが上がったところで、

マスケン
直接会って、もっと話そう!

といった感じで約束をします。

 

この時点で投資に関する話題はでないため、詐欺だと判断するのは難しいです。

ただ、あまりにも久しぶりに会う人から連絡がきたら、疑ってもよいでしょう。

 

そして、次の手順から一気に怪しい雰囲気が漂ってきます。

STEP1

知り合いに連絡して直接会う

(詐欺師が使う技)

→ 投資とは関係ない話題をしてから相手を誘う

STEP2:雑談した後、投資で儲かってると言う

知り合いに会ったら最初は雑談をして、その後に投資で儲かってることを明らかにします。

 

雑談はできるだけ恋愛や将来の夢など本音で語るものをする場合が多いです。

本音で語ることで互いに信頼関係を築き、後の話を信用させやすくします

 

しばらくしてひと段落すると、

マスケン
最近、やばいことがあってんだよね

と伝えます。

知り合いは「どうしたの?」と当然、興味を持ちます。

 

そして、

マスケン
月30万円くらい稼げた!

と言うのです。

知り合いは驚き、理由に対してさらに興味を示します。

 

このように知り合いの興味関心を充分に引いたところで、投資で稼いだことを伝えるのです。

こうすることで、知り合い側に投資のことをもっと聞かせてほしいと思わせられます。

 

ここからだんだんとマルチ商法の手口にはまっていくのです、、

STEP2

雑談した後、投資で儲かってると言う

(詐欺師が使う技)

  • 知り合いの本音に迫る話をして信頼関係を築く
  • 興味関心を充分に引いたところで、投資のことを話す

STEP3:プロの投資家(マルチ会員)の存在をほのめかす

次に、「投資で稼ぐ方法は、プロの投資家から教えてもらったんだ!」と伝えます。

 

この時点で知り合いは少し疑いつつも投資の方法・投資家について興味を持っている状態です。

なので、プロの投資家がいかに稼いでるか伝えつつ、その人の教える方法が本当にすごいと言い続けます。

具体的には、

  • 投資だけ億以上は稼いでる人
  • 飲食店やバーも経営している人   など

 

こうすることで、投資家と投資の方法への期待感がグッと高まります。

ちなみに、飲食店やバーで実際に遊んでいる写真も用意されていて、とても信憑性が高く見えるのです。

 

次第に、相手は投資家と投資の方法に純粋な興味を持ち始めます。

その時、こう言うのです。

マスケン
投資家の人は忙しくて会うのはムリだろうけど、連絡だけでもしようか?

 

忙しい人だとアピールすることで、投資家への期待感をもっと上げます。

さらに、「連絡だけでもしようか?」とすることで、知り合い側から会いたいと言った体にするのです。

 

その後、知り合いの空いてる日を聞き出し、「ダメもとで頼んでみるね」と言って解散するのです。

 

しかし、実際は確実に投資家と会えます。忙しい人というのは真っ赤なウソ。

これは期待感を事前に上げておくことで、次のステップで投資家が伝える内容の信憑性を高めるためです。

 

次はマルチ商法の上位会員がとうとう現れる段階になります。

STEP3

プロの投資家(マルチ会員)の存在をほのめかす

(詐欺師が使う技)

  • プロの投資家への期待感を上げる
  • 投資家が稼いでるように見える写真を事前に用意しておく

STEP4:後日、プロっぽい投資家(マルチ会員)に会う

以前に約束した日程で、プロの投資家に2人で会いに行きます。

この日までは知り合いと連絡を取り続け、安心させておきます。

 

また、直前に一度知り合いと話をして、将来のお金の不安や叶えたい夢の話をしつつ、

マスケン
今日は人生の転換点になるはずだ

と煽るのが定石です。

 

そして、待ち合わせ場所に指定されている綺麗で値段も高いカフェに行くと、例の投資家が座っています。

ブランド物の服や時計、アクセサリーをつけていて、とんでもないお金持ちのような風貌です。

 

ここで投資家の人への期待感を上げつつ緊張感を出すことで、話を信じ込ませやすくしています。

 

最初に話すのは他愛ない雑談です。

投資家は気さくで馴染みやすい印象で話します。

見た目とのギャップで緊張感がほぐれ、知り合いは投資家に心を許すようになるのです。

 

次からとうとう本題に入っていきます((+_+))

STEP4

後日、プロっぽい投資家(マルチ会員)に会う

(詐欺師が使う技)

  • プロの投資家の期待感を上げつつ、緊張感を生む
  • 優しく話すことで緊張をほぐし、安心させる

STEP5:高額システムの話をするが、ここでは買わせない

雑談がひと段落して話されるのが、投資家から儲かる手法が入った高額システムについてです。

その話は以下のように進みます。

  1. システムを作るまで過酷であった
  2. 一緒に稼いで幸せな人生を送ることが目的である
  3. 同年代で稼いでる人がすでに他にもいる
  4. システムの使い方をセミナーで教えてくれる
  5. システムで投資した時の『パフォーマンス表』を見せてくれる
  6. 『値段が53万円』すると言われる

 

5 にあるパフォーマンス表では勝率が70~80%くらいと書いてあり、あからさまに怪しい数値にはなっていません。

短期的には損する場合があるとも示されています。

ここには以下の2つの効果があるのです。

  • 初心者にとってはリアルなパフォーマンスに見える
  • 確実に儲かるとは言ってないと証明できる

ただ、パフォーマンス表は最終的に大きく勝つ結果になっているので、知り合いは特に疑問や不安を持ちません。

むしろ、長期的にみれば勝てると感じ、さらにシステムが欲しい気持ちが増大しています。

 

そして、最後にシステムの金額は53万円だと伝えるのです。

知り合いはもちろんそんな大金は持ってないので、この日は話を聞いただけで投資家とは解散します。

大抵の場合、この時に知り合いはせっかくのチャンスをつかめなかったと残念がるのです。

当然ですが、この流れも詐欺師たちの計画の内になっています。

 

この気持ちを利用して更なる追い打ちが待っているのです、、。

STEP5

高額システムの話をするが、ここでは買わせない

(詐欺師が使う技)

  • 一見、リアルなパフォーマンス表を見せて相手を安心させる
  • 最後にシステムが高額だと伝えて、残念がらせる

STEP6:別の大学生投資家(マルチ会員)にも会う

知り合いが途方に暮れて帰る途中、別の大学生投資家に会わないかと誘って会わせます。

この段階の知り合いは、

システムがどうしても欲しいけど、お金だけがない!

という状態です。

 

なので、同じ大学生でどうやって53万円を集めたのかヒントが分かるかも、と伝えます。

加えて、大学生投資家は自分より稼いでると伝えると、知り合いは了承してその人に会いにいってしまうのです。

 

大学生投資家がいる場所はいたって普通のカフェです。

そして、例のごとく最初は簡単に雑談します。

 

次の段階が最後にして、一番恐ろしいです。

STEP6

別の大学生投資家(マルチ会員)にも会う

(詐欺師が使う技)

  • システムが買えなかった後悔の中、同学年で稼いでいる投資家という希望を見せる

STEP7:後日、高額システムの代金を集めさせて買わせる

本題である「どうやって53万円のシステムの購入資金を集めたのか?」という質問を大学生投資家に投げかけます。

 

ここは知り合いが一番気になっているところなので、大学生投資家はやや溜めて答えるのです。

その内容は、

マスケン
未来ある学生に協力してくれる場所で出資してもらった

です。

 

言い方をオブラートに包んでいますが、これは学生ローン消費者金融のことを指しています。

つまり、言い換えると、

マスケン
学生ローンや消費者金融で借金して購入資金を作れ

ということです。

恐ろしすぎ、、

 

知り合いはこの時点で少しシステムの購入をためらいます。

しかし、その時はシステムが欲しいと思っているし、2人のマルチ会員から「今しかないよ!」と、購入を迫られるのでなかなか断れません。

結果、後日にお金を借りにいくことになって、その場で約束してしまうのです。

 

その後は、53万円が用意できしだい、プロっぽい投資家と再会して高額システムを買うハメになります。

STEP7

後日、高額システムの代金を集めさせて買わせる

(詐欺師が使う技)

  • 学生ローンや消費者金融で借金するとは言わない
  • 知り合いが購入をためらったら、複数人で煽る

手順に心当たりがあったら今すぐ逃げろ

今まで説明してきたように儲かる投資をうたった危険なマルチ商法は、相手に買わせるためにあらゆる手を尽くしています。

もう一度だけ確認しておきましょう。

(投資詐欺の勧誘の手順)

  1. 知り合いに連絡して直接会う
  2. 雑談した後、投資で儲かってると言う
  3. プロの投資家(マルチ会員)の存在をほのめかす
  4. 後日、プロっぽい投資家(マルチ会員)に会う
  5. 高額システムの話をするが、ここでは買わせない
  6. 別の大学生投資家(マルチ会員)にも会う
  7. 後日、高額システムの代金を集めさせて買わせる

 

恐ろしいですが、この詐欺を避けるためには自分たちが学んで注意しておく他ありません。

もし、この記事にあった手順に心あたりがあったらすぐに逃げましょう!

また、みなさんの知り合いが今そのような状況なら声をかけてあげてくれると幸いです。

 

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