はてな
大学生のうちから、つみたてNISAを始めるべきなのかな?
老後2,000万円をきっかけに、将来のお金の対策として『投資』に興味を持つ人がいると思います。
そして、投資について調べていると、今回のテーマである『つみたてNISA』の存在を知った人もいるでしょう。
つみたてNISAは将来の資産形成に役立つ便利な制度です。
気軽に始められるので、大学生のうちから始めようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
僕は現役大学生でつみたてNISAを使って投資しています。
今回は、まずつみたてNISAの概要を説明しましょう。
そして、僕の実績を公開すると共に、大学生がつみたてNISAを始めるメリットを解説しましょう。
最後に、大学生からつみたてNISAを始めるべきか説明するので、ぜひ読んでくださいね。
この記事を読むメリット
- つみたてNISAが何かわかる
- 大学生がつみたてNISAをするメリットが分かる
- 大学生はつみたてNISAを始めるべきか分かる

※記事の内容は2019/11/07時点のものです。
目次
つみたてNISAとは
つみたてNISAとは、年間40万円までの投資から儲かったお金に税金がかからないよ、というものです。
詳細は以下の表の通りになっています。
つみたてNISA | |
---|---|
年齢 | 20歳~ |
非課税枠 | 年に40万円まで |
非課税期間 | 20年間(投資できるのは2037年まで) |
累計非課税枠 | 800万円 |
買える商品 | 金融庁が認めた投信信託・ETF |
途中引き出し | できる |
取引する人 | 本人 |
つみたてNISAは20年間という長い期間で、コツコツ投資することを見据えた制度です。
なので、中・長期で資産運用したい人向けのものになっています。
実は、つみたてNISAに似た制度で『一般NISA』と『ジュニアNISA』があるのを知っていますか?
どちらも資産形成に役立つ有利な制度です。
詳しくは以下の記事で説明しているので、興味があったらぜひ読んでくださいね。
NISAについてさらに詳しく
-
-
NISA(ニーサ)とはなにさ?資産運用に必須なので分かりやすく解説
みなさんは、こんなことを思ったことはありませんか? はてな NISA(ニーサ)って名前は聞いたことあるけど、実際どういうものなの? 最近、年金が2,000万円ほど足りなくなる問題が世間を騒がせました。 ...
続きを見る
メリット
つみたてNISAの主なメリットを挙げると、以下の通りです。
- 税金がかからない
- 金融庁に認められたすごいファンドが選べる
- 買う時・売る時に手数料がない
- 手間がかからない
それぞれもう少し説明します。
税金がかからない
実は、投資で儲けると約20%の税金がかかります。
例えば、10万円を稼いだら約2万円は国にもっていかれて、手元に約8万円が残るという感じです。

しかし!、つみたてNISAを使えば税金が取られなくなり、10万円を稼いだらそのまま受け取れます。
とっても嬉しいですね(^^♪
金融庁に認められたすごい商品から選べる
つみたてNISAで買える商品は、金融庁の審査を通ったもののみです。
投資初心者でも、不利な投資信託を買わされる心配はありません。
その安心感もつみたてNISAの魅力です。
買う時・売る時に手数料がない
つみたてNISAのルールとして、商品を買う時と売る時に手数料がかかりません。
投信信託の中には、購入時と売却時に1~3%ほどの手数料が必要なものがあります。
手数料は利益に影響を与える重要な要素です。
それが全くないとなると、つみたてNISAはとても有利であることが分かります。
手間がかからない
つみたてNISAを利用すれば、定期的な商品の購入を自動化できます。
日々の家事や仕事で、投資のことまで考えられない人も多いはずです。
しかし、つみたてNISAなら、何もしなくても勝手に投資してくれます。
生活の中に投資をスムーズに浸透させるなら、つみたてNISAはうってつけです。
デメリット
つみたてNISAの主なデメリットは以下の通りです。
- 投資金額が年40万円までという制限
- 損が出たら利益と相殺できない
もう少し詳しく説明します。
投資金額が年40万円までという制限
つみたてNISAは年間に40万円までしか投資できません。
月単位に直すと、約33,333円です。
やはり、制限があることはデメリットになります。
しかし、人によっては充分かもしれません。
ましてや大学生にとっては、むしろ大金なのではないでしょうか。
そう考えると、大きなデメリットではありませんね。
損が出たら利益と相殺できない
つみたてNISAで損を出してしまうと、利益と相殺できません。
本来、投資で損したら、その金額を申告すれば利益と差し引いて税金を安くできます。
しかし、つみたてNISAではできないので、他の投資法と比べるとやや税金面では不利です。
大学生マスケンのつみたてNISAの実績
現役大学生マスケンのつみたてNISAは、2019/11/07時点で次のようになりました。
(つみたてNISAの実績)
項目 | 実績 |
---|---|
運用商品 | ・<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
運用期間 | 6ヵ月目 |
資産総額 | 149,952円 |
評価損益 | 9,952円 |
損益率 | +7.10% |
(資産の推移)
(参考:楽天証券)
アメリカが株高になった影響で、世界全体に投資している僕のつみたてNISAもつられて7%以上の利益が出ています。
このまま好調な状態が続けばよいのですが、、(笑)
20年後を見据えて、コツコツ投資していきます!
大学生がつみたてNISAを始める3つのメリット
実際につみたてNISAを始めてみて感じたメリットは以下の3つです。
- 少額から投資の体験ができる
- 経済のニュースを知ろうとする
- 早いうちから資産形成できる
それぞれもう少し深掘りしますね。
少額から投資の体験ができる
つみたてNISAは、なんと最低100円の投資から利用できます。
お金に困りがちな大学生でも、100円なら出せるはずです。
そのくらいの少額でも投資していることには変わりなく、日々その資産の価値は変動します。
大学生のうちからリアルな投資の体験ができる点は、つみたてNISAを始める魅力です。
経済のニュースを知ろうとする
つみたてNISAで投資したら、投資したお金の動きやその理由が気になりだします。
それに影響されて、いつもはスルーしている経済情報を知ろうとします。
毎月のおこづかいやアルバイトの給料などから、せっかく手に入れたお金を遊びに使わず投資するのです。
そりゃ損したくないですし、損したら理由が知りたいですよね。
大学生がつみたてNISAを始めれば、いつもは馴染みのない経済の知識がつき始めて、大きな学びの機会となります。
早いうちから資産形成できる
つみたてNISAは20年という長い期間を前提にしたものです。
始めるタイミングが遅くなるほど、つみたてNISAの恩恵を全て受けられる時期の終了が高齢になります。
高齢になるとリスクを取った投資ができず、大きな利益が期待できなくなります。
そうなると、つみたてNISAのメリットを最大限活用できません。
大学生という若いうちからつみたてNISAを始めれば、リスクを取った運用で利益の最大化が狙えます。
大学生はつみたてNISAを始めるべきか?
ここまで大学生がつみたてNISAを始めるメリットを述べてきました。
結論、大学生はつみたてNISAを始めるべきかというと、
少額から始めるべき
です。
つみたてNISAは投資可能期間が25年と決められているため、時間が経つにつれて投資できる金額が少なくなってしまいます。
それなら大学生のうちから少額ずつでも積み立てておいた方がつみたてNISAを最大限利用できますよね!
大学生からでもつみたてNISAを始めよう
大学生がつみたてNISAをするメリットは次の3つ。
- 少額から投資の体験ができる
- 経済のニュースを知ろうとする
- 早いうちから資産形成できる
つみたてNISAには投資可能期間が決まっているため、早く始めた方がつみたてNISAを最大限利用できます。
とはいえ、大学生はそこまで大きな金額は出せないでしょう。
なので、1,000円や5,000円などの少額から始めてみるのがオススメです(^^♪
また、つみたてNISAをするなら楽天証券で口座開設するのがよいですよ!
楽天カードで投資代金を支払えるため、毎月1%の楽天ポイントをもらいながらつみたてNISAができちゃいます。
