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勉強とか就活のために、大学生のうちからFP資格を取った方がいいのかな?
大学生になると、将来のために資格を取った方がよいか悩みますよね。
周りでも、資格の勉強をしている人も多いのではないでしょうか。
大学生に人気な資格は、TOEICや簿記などが挙げられます。
なかでも、『FP』は特にメリットが多いです。実際に僕がFP2級まで取って、実感しました。
そこで今回は、大学生がFP資格を取るメリットや取得の難易度、勉強方法を解説します!
また、FP資格の申し込み方法まで説明しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
この記事を読むメリット
- FP資格を取るメリットが分かる
- FP資格の勉強方法が分かる
- FP資格の申し込み方法が分かる

※記事の内容は2019/11/10時点のものです
目次
大学生がFP資格を取るメリット
大学生がFP資格を取るメリットは以下の3つです。
- 社会で必要になるお金のことが分かる
- 就活に役立つ
- 将来の人生設計を立てられる
それぞれ、もう少し詳しく説明しますね。
社会で必要になるお金のことが分かる
FP資格で学ぶ分野は、社会に出たら誰もが知っておくべき『お金』のことが学べます。
FP資格で学ぶ内容は、具体的に以下の6分野です。
科目 | 内容 |
---|---|
①ライフプランニングと資金計画 | 年金・社会保険など |
②リスク管理 | 生命保険や損害保険など |
③金融資産運用 | 金融の仕組み・投資など |
④タックスプランニング | 税金 |
⑤不動産 | 不動産に関する全般 |
⑥相続・事業継承 | 相続・贈与など |
社会人になって、お金をたくさん稼ぐようになったら税金を納めなければいけません。
また、保険に入ることを考えたり、年金を心配するようになるでしょう。
大学生のうちからFP資格をしっかり勉強すれば、将来に必要な知識を忙しい社会人になる前に身に付けられます。
『お金』のことは、学校では教えてくれません。
自分で勉強して、身に付ける必要があります。
以下の記事で、そのことについて詳しく書いているので、ぜひ読んでみてください。
合わせて読みたい
社会に出ても、誰かが教えてくれるわけではありません。
時間のある大学生のうちに、勉強しちゃいましょう!
就活に役立つ
FP資格は、就活を有利にします。
僕が就活していた時も、面接の時にFP資格を持っていることを褒められました。
特に、金融系の企業を希望しているなら、他の学生と大きな差別化になります。
それ以外の企業でも、資格について質問されたら「将来に必要なものだから、今のうちに勉強した。」と言ってみてください。
きっと、計画性があり、実行力もあると評価されて好印象です。
FP資格は、就活のために取っておいて損は全くありません。
将来の人生設計を立てられる
FP資格を学ぶと、将来のライフプランを立てることができます。
何歳で結婚して、子どもを持ち、いつ住宅を購入するかなど、具体的な目標と金額を計算することが可能です。
自分でライフプランを立てると、理想の生活への道が明確になってワクワクしてきますよ(^^♪
大学生のうちから将来の目標があれば、それに向かって努力することが可能です。
FP資格は難しい?
結論、FP3級は難しくないです。
FP2級や1級になると、かなり難しくなります。
おそらく、これを読んでいる方はFP3級の取得を考えている人が多いはずです。
今回は、FP3級が難しくない理由を詳しく説明します。
それは以下の2つです。
- 合格率が高い
- 合格の基準点が低い
2019年9月に行われた試験では、FP3級の合格率はなんと『72.43%』でした。
この数字は学科・実技の両方に合格した人の割合になります。
(参考:FP協会)

また、FP3級の合格基準の点数が低いことも理由に挙げられます。
FP3級は学科・実技の合格のために、それぞれ60%以上の正答率が必要です。

安心してください。
FP3級の学科は○✖問題です。
つまり!、何も考えずやっても正答率50%になります!!

実技試験も、3択問題です。
少数の選択問題である時点で、勉強すれば簡単に正答率を上げられます。
このようにFP3級を取ることは難しくないのです。
ただし、資格を取るだけではほぼ意味ないので、しっかり勉強してくださいね?
ちなみに、FP2級の合格率は2019年9月の試験で『43.41%』です。
級が上がれば一気に難しくなりますが、より深くお金について学べます。
FP資格の勉強方法
FP資格の勉強方法は以下の手順がおすすめです。
- 参考書を軽く2~3周ほど読む
- ひたすら問題集を解く
- 試験の数日前から模擬試験・過去問を解く
これが最も効率的な方法になります。
大学生なら授業の合間や土日の休日などを利用すれば、一発合格は充分に可能です。
使いやすい参考書や、より具体的な方法は以下の記事で書いているので、ぜひ読んでみてください。
FP3級の勉強方法が知りたい人はこちら
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1ヵ月でFP3級に合格した僕が教える効率の良い勉強方法
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FP資格の申し込み方法
FP資格は次の2つの団体で、インターネットから申し込めます。
費用は学科3,000円と実技3,000円です。両方を受ける場合は計6,000円になります。
支払い方法は『クレジットカード払い』か『コンビニ払い』の2つです。
ただし、受験の申請ができる期間があります。今すぐは申し込めない可能性があるので、注意してください。
また、金財で受験する場合は、『個人資産相談業務』か『保険顧客資産相談業務』のどちらかを実技試験として、選択する必要があります。
金財とFP協会のどちらに申し込むべき?
保険の業界に進みたいなら、金財で『保険顧客資産相談業務』を実技に選択して申し込むべきです。
そうでないなら、どちらで受けても、どの実技を選択しても大差ありません。
金財とFP協会の大きな違いである実技試験の内容は以下の通りです。
(FP協会)
- 資産設計提案業務
(金財)
- 保険顧客資産相談業務
- 個人資産相談業務
ちなみに、2019年9月の学科試験の合格率は、FP協会が『78.09%』、金財が『62.77%』でした。
資格を取りたいだけ・勉強したいだけ、といった理由なら、FP協会で受験した方がよいかもしれません。
大学生でもFP資格を取ろう!
FP資格は、とても汎用性の高い資格です。
大学生のうちから、ぜひ勉強して取得を目指してみてください!